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速報・現地リポート

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世界ジュニア選手権大会

 世界ジュニア選手権で男女シングルスにエントリーしている、日本選手以外の主な有力選手を紹介しよう。今大会は特に女子のレベルが非常に高くなっている。

★男子シングルス・主な有力選手
〈アジア〉
周雨、呉家驥、林高遠、宋鴻遠(中国)
金東賢、キム・ジファン(韓国)
趙頌煕(香港)
ゴーシュ、グナナセカラン(インド)
〈ヨーロッパ・その他〉
フランチスカ、マティアス(ドイツ)
Q.ロビノ、ゴーズィ(フランス)
ソダルンド(スウェーデン)
ジャン(ベルギー)
シルチェク(チェコ)
オリバレス(チリ)
アギレ(パラグアイ)

※最年少:チャールズ・デン(アメリカ/13歳3カ月)

 中国は今大会、左シェークドライブ型を3人エントリーしてきた。前回3位の林高遠と宋鴻遠は確実に上位に勝ち上がりそうだが、もうひとりのサウスポー・周雨もあなどれない。長身で身体能力が高く、破壊力満点のフォア強打が武器。今年のアジアジュニア選手権では準々決勝で丹羽を4-1で破り、優勝している。もうひとりの中国代表・呉家驥は裏面ドライブを得意とする、右ペン両面裏ソフトのドライブ型だ。
 アジアでは、韓国勢は昨年の鄭栄植、金ミン鉐に比べるとややレベルが落ちる。インドのグナナセカランはアジアジュニアで町に勝っており、躍進が目立つインドのホープ。香港の天才少年こと趙頌煕もベスト16以上には入りそうだ。

 ヨーロッパでは、前回大会の団体戦で活躍したフランチスカ(ドイツ)が、両ハンドのパワードライブを武器に優勝を狙う。09年ヨーロッパジュニアチャンピオンのQ.ロビノ、ユース五輪銅メダリストのゴーズィというフランス勢は、強豪フランス復活の狼煙(のろし)をあげられるか。南米勢では、ワールドジュニアサーキットに積極的に参戦しているアギレ、オリバレスに注目だ。アギレは08年北京五輪に推薦出場している。

下写真は左から金東賢(韓国)、フランチスカ(ドイツ)、ゴーズィ(フランス)