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世界ジュニア選手権大会

 日本女子は悲願の初優勝を果たした。会場にいた、またITTFのネットを通して、世界中の多くの人に賞賛されたはずだ。それは不倒の王者、中国を見事な試合で破ったからだ。もちろん石川というスーパースターがいたとは言え、そのチーム一丸の戦いぶりは感動を与えた。ITTFのITテレビのアナウンサー、マーシャル氏は「夢を実現した日本、我々に夢のような勝利を見せてくれた日本に、おめでとう!」と岸監督に、そしてテレビに向かって言葉を発した。
 まさに日本女子は世界のジュニアの歴史の1ページを書き換えたのだ。
 岸監督「今までいつも中国が勝つ場面だけを見せられてきて、それに変わって日本が優勝することを夢見てきて、それが現実のものとなった。夢のような気分です。思った以上のプレーをしてくれたし、大岡先生から引き継いで、いつか世界一になることを夢見てきて、この場所に座らせてもらえたことにすごく感謝しています。石川はすばらしいプレーだった。貫禄というか、中国選手とやってもいろんな細やかな部分でテクニックを入れることができる。見ていて感心させられました。コントロールもいいし、思い切りもいいし、最後の4番の試合は感動しました。森薗は今回プレーの出来もよくて、決勝でもアグレッシブに良い試合してくれた。簡単に森薗がやられていたら谷岡も変わったかもしれない。谷岡は最後まで打ち切ってくれた。今までにない日本のカットスタイルを見せることができた。
 今回は中国も良いメンバーもそろえていたし、そういう中国に勝ったことは価値がある」