スマホ版に
戻る

速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

全日本選手権大会

●男子シングルス1回戦
篠原(国産電機) 4、-8、5、8 斎藤(埼玉工業大職員)

最後はフォアフリックが力なくネットミス。斎藤清の全日本はあっけない幕切れだった。
大会前から故障に悩まされ、「アキレス腱と股関節を傷めて、思い切って回り込めなかった」と試合後に語った斎藤。体も絞り切れず、かつて培った“アニマル斎藤”の嗅覚だけを頼りに戦っているような一戦だった。愛知工業大卒の篠原(下写真右)は左シェークのフォア表攻守型。固いブロックで斎藤を振り回し、コースのわかりにくい軽打でうまくタイミングを外し、フォアスマッシュを叩き込んだ。最後まで斎藤に勝機は訪れなかった。

「負けましてすいません。試合に気持ちが入っていなかった。今年はケガが多くて、こんなに大会前にケガが多い全日本は初めて。やはり練習していないとプレーに自信が持てない」(斎藤)。