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全日本選手権大会

 1月18日、今年の全日本選手権も混合ダブルスと男女ジュニアの1回戦からスタート。11時開始のこの試合だけで全日本を去る選手もたくさんいる。観客の入りはさすがに少ないが、コートの選手たちが気合いを入れる。そして選手たちを見つめるコーチの鋭い眼差しがある。

 混合ダブルス1回戦、本誌嘱託の編集部員として活躍しながら、長崎で選手の指導に当たる小川勇気が混合ダブルスに登場。「ばってんユーキ」と言えば、古くからの読者の皆さんには懐かしい名前かもしれない。毎日ランニングに励んで体を絞り込み、熊川選手(長崎女子商業高)とペアを組んで、ついに掴んだ全日本の切符。王国取材班もコートサイドで(心の中で)声援を送った。小川のアップダウンサービスとフォアフリック、サウスポーの熊川選手の強打で学生ペアに迫ったが、惜しくもゲームオールで敗れた。
 「思うようなプレーがなかなかできなくて、一本一本の重みを感じた。でも、悔いが残るような試合ではなかった。来年もペアを組んで頂けるなら(笑)、頑張りたいです」(小川)、「楽しませてもらいました」(熊川)と両選手とも試合後は晴れやかな笑顔。2014年の長崎国体を目指して、ばってんユーキの挑戦は続く!

●混合ダブルス1回戦
津曲/的場(同志社大) 8、-10、8、-7、5 小川/熊川(UWTC/長崎女子商業高)