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全日本選手権大会

●男子ジュニア決勝
丹羽(青森山田高) 5、5、-6、6 吉田(青森山田高)

丹羽対吉田の同士討ちとなった男子ジュニア決勝。2連覇を狙う丹羽は得意のサービス&レシーブで吉田を崩し、2ゲームを連取。吉田もアグレッシブな前陣プレーで果敢に攻め、積極的に3球目をしかけるが、丹羽にカウンターで盛りかえされ、なかなか得点にならず。終盤、吉田が長く間をとってから出したフォア前へのショートサービスも、あっさりと丹羽のバックフリックでノータッチを食らい、それには吉田も思わず苦笑い。結局、1ゲームを奪われるも、最後まで冷静に対処した丹羽が3-1で吉田を下し、2連覇を達成した。

「去年よりも苦しい試合が多かったけど、向かっていく気持ちでできた。決勝では第3ゲームを取られたけど、練習では五分五分の相手で取られて当たり前なので、焦らないでできた」と試合後の記者会見で語った丹羽。「五分五分」とは言いながらも、同世代の中では実力は頭ひとつ抜けている。若手のホープが次に狙うのは、もちろん一般シングルスの優勝だ。明日の男子シングルス5回戦は、日本リーグの実力者・小野竜也(協和発酵キリン)と対戦する。