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全日本選手権大会

●女子シングルス決勝
石川佳純(ミキハウスJSC) 10、9、7、9 藤井寛子(日本生命)

女子シングルスの決勝は、3度目の決勝進出を果たし悲願の初優勝を狙う藤井と、準決勝で福原に完勝した石川の対戦となった。出足は藤井が連続ポイントで5-1とリードするが、第1ゲーム後半でエンジンがかかり始めた石川が4連続ポイントで逆転。そのまま12-10でとり、先制した。この1年でサービス力が大きくアップした石川。この決勝戦でも、サービスエースを連発し、ラリーに強い藤井に対し、早い攻撃で圧倒した。
藤井も持ち前の粘り強さで食い下がったが、石川の多彩なサービスに対応ができず、あと一本が遠い。第4ゲームも終盤まで藤井がリードしていたが、6-8から石川がまたもや4連続ポイントで10-8とマッチポイントを握る。そこから藤井も粘って1本奪い10-9となったが、最後は石川のサービスエースで試合終了。互いに初優勝をかけた一戦は、勢いと実力に勝る石川がストレートで制し、17歳の高校生女王が誕生した。


★石川佳純選手の優勝者インタビュー

-勝利の気持ちはどうですか?
本当に嬉しくて、まだ信じられないです。思ったよりも落ち着いて戦えました。今日の試合には満足しています。

-出足でやや崩れましたが、うまく立て直せましたね?
藤井さんは年上で強い相手なので、思い切って特徴を出そうと切り替えて戦いました。

-福原戦の勝利はどうでしたか?
すごく嬉しかったです。

-実際に全日本のタイトルを掴んで、どんなお気持ちですか?
嬉しいです。まだ実感がないです。明日はまた切り替えて、この勢いに乗って頑張ります。