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全日本選手権大会

●男子シングルス準々決勝
水谷(明治大) 2、9、2、2 丹羽(青森山田高)

これが全日本4連覇の貫禄か。丹羽を完膚なきまでに叩き、水谷が準決勝へ進んだ。
第1ゲームは3-2から8点連取して、あっという間に取った水谷。ミスのない、前陣での両ハンドドライブを見せた丹羽だが、やはり水谷の堅陣を打ち抜くまでには至らない。逆に水谷に両ハンドでフォアに飛ばされ、ラリー戦になるとことごとく水谷がポイント。中陣での両ハンドドライブはまさに「当たれば入る」という感じだった。序盤でリードした第2ゲームを逆転で落とすと、後は水谷のワンサイドゲーム。今大会、初めて王者にスイッチが入った。

「去年は2-4だったので、今年はもう少し良し試合ができると思ったけど、水谷さんは出足から気合いが入っていて、僕では相手にならなかった。僕の調子も悪くなかったけど、自分のエースボールを返されて、ラリー戦で勝てなかった」と試合後の丹羽選手。チャンピオンの壁は、まだまだ厚かった。