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全日本選手権大会

●男子シングルス準々決勝
高木和卓(東京アート) -8、-6、10、7、-6、12、9 松平賢(青森大)    
吉田(個人) 9、13、8、8 笠原(早稲田大)

ベスト8の常連・高木和卓が松平賢との壮絶なラリー戦を制し、初のベスト4進出。残る3試合がストレートで決着する中で、両者の気合いが激突する素晴らしい試合だった。最終ゲームは高木和卓が中盤でリードしてチェンジエンドしたが、松平賢が9-9まで追いつく。ここで高木和は思い切りの良い両ハンドドライブを連発。最後も迷いのないフォアのパワードライブで決め、「どうだ」と言わんばかりに勝利の咆哮。最後の高木和のプレーには、ビビリや迷いは一切無かった。「暴れん坊アート」の申し子が、全日本の舞台で久々の輝き、しかも強烈な輝きを放っている。

「勝負所で雑念が入って、余計なことをしてしまったのが悔やまれます。逆に卓さんは最後で思い切ってやってきた。バックハンドが下から出るところがあるので、これを直して、世界戦にはイチから臨みたい」(松平賢)