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速報・現地リポート

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世界選手権ロッテルダム大会(個人戦)

●女子シングルス2回戦
福原 4、8、ー7、10、ー10、7 キム・ヘソン(北朝鮮)
藤井 -4、8、10、6、-1、5 朴美英(韓国)
姜華君(香港) -7、3、8、9、6 若宮

福原が北朝鮮のキム・ヘソンとのラリー戦を粘り強く制し、ベスト32に進出。続く3回戦の相手は難敵・范瑛(中国)だが、今日の福原は好調だ。競り合った場面でも表情は冷静で、気負いすぎる様子もない。技術面以上に、精神面の充実を感じさせる。勝機は必ず見出せる。福原も「范瑛とは4月にポーランドオープンでやって、悔いの残る恥ずかしい試合をしたので、1本1本粘って悔いの残らない試合をしたい」と前向きだ。

藤井は先月のスペインオープンで、マッチポイントを奪いながら逆転負けを喫した朴美英を破った。「今回、朴美英が相手とわかってから、課題として対策練習をしてきたので、それを出し切ってやろうと思った。5ゲーム目に少し意識したけど、スペインオープンでの経験があったから、気を引き締めることができた」と試合後の藤井。藤井らしい粘りのカット打ちから、ナックル性のドライブ、ミドルへの突然の強打を織り交ぜ、朴美英の壁を破った。その精神力に敬服だ。続く3回戦で、同じカット主戦型のリー・ジエ(オランダ)と当たる。ホームのオランダの選手なので、日本応援団も大声援で後押ししたい。

若宮は香港の姜華君に敗れた。混合ダブルスで逆転負けしたリベンジを果たしたかったが、かなわず。