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速報・現地リポート

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世界選手権ロッテルダム大会(個人戦)

●女子シングルス準々決勝
丁寧(中国) 3、5、6、4 馮天薇(シンガポール)
劉詩ウェン(中国) 3、10、5、10 郭炎(中国)

現時点での中国の最大のライバル、馮天薇と丁寧の一戦は好勝負が期待されたが、完全なワンサイド。馮天薇はほとんどリードを奪うことができなかった。打球点の厳しさ、ボールの深さと回転量、明らかに丁寧はモスクワ大会の時よりスケールアップしている。馮天薇は丁寧のバック連打に機先を制され、回り込んで決定打を打つことができなかった。

劉詩ウェンは横浜大会に続いて郭炎に勝利。大会前に髪の色を変えてちょっとイメージチェンジした劉詩ウェンは、両ハンドのマシンガンを間断なく撃ち込み、先輩を倒した。世界ランキング2位の郭炎は今大会こそ悲願の優勝なるかと思われたが、元気なく敗れてベスト8。しかし、このラウンドまで勝ち上がったことで、ロンドン五輪への推薦出場枠の獲得はかなり濃厚になっている。