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速報・現地リポート

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世界選手権ロッテルダム大会(個人戦)

●女子ダブルス準々決勝
姜華君/帖雅娜(香港) 11、11、-8、8、7 藤井/若宮

藤井/若宮は国際大会で何度も対戦し、アジア競技大会では勝利している姜華君/帖雅娜に敗れた。香港ペアは競った場面やリードされた場面でも、台上から積極的に攻めてきたが、藤井/若宮は第1ゲーム10-8のゲームポイント、第2ゲーム6-1とリードした場面で、ややプレーに積極性を欠いた。若宮はバックハンドとフォアの前陣カウンターが決まっていたが、藤井は動きが硬くなり、ドライブのオーバーミスが目立った。最後も藤井のドライブがラケットを弾いて大きくオーバーし、ゲームセット。日本、2枚目のメダル獲得はならなかった。

★試合後の藤井のコメント
「自分の中で負けたことを受け入れられない部分があるけど、どれだけ競った場面で思い切って打てるかが課題。やってきたことは間違いじゃない。この経験を受け止めて、必ず次にいかせるようにしたい。最後の競った場面での思い切りの良さが足りなかった。緊張感は自分はあまり大きくなかったけど、相手の気迫がひしひしと伝わってきて、それに圧倒された。守りではないけど、1点1点得点したいから安全に行ってしまったのが、逆転された理由」
★試合後の若宮のコメント
「あんまり負けたことを実感できない。(内容を)あんまり覚えていない。自分たちが少し単調になりすぎて、大事な場面で相手がやりやすかったかもしれない。1、2ゲーム目、取れたゲームを落としたというのがずっと頭に残ってしまった」

●女子ダブルス準々決勝・その他の試合
郭躍/李暁霞(中国) -7、-5、8、6、-8、6、7 馮亜蘭/木子(中国)
金キョン娥/朴美英(韓国) 8、9、9、7 キム・ヘソン/キム・ジョン(北朝鮮)
丁寧/郭炎(中国) 2、10、9、10 リ・ジャウェイ/スン・ベイベイ(シンガポール)

昨日、女子ダブルス3回戦で李恩姫/朴英淑(韓国)にストレート負けを喫しながら、その韓国ペアがラケットコントロールで失格(ラバーの厚さがオーバー)となり、準々決勝に勝ち上がった馮亜蘭/木子が健闘。豪快なフォアドライブで郭躍/李暁霞を追い詰めたが、あと一歩及ばなかった。