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世界選手権ロッテルダム大会(個人戦)

 「WASURENAI3.11」のワッペンを胸につけ、東日本大震災の被災地を勇気づけるプレーを誓う日本代表チーム。そのムーブメントに賛同した世界5カ国の選手たちが、日本と同じように「WASURENAI3.11」のワッペンとともに世界選手権を戦ってくれる。大会初日の19時から、日本を合わせた6カ国の選手たちが集結し、会見と撮影を行った。

 日本チームは今日は試合がなかったが、日本の代表として残ってくれていた平野早矢香は、「仙台は中学と高校の6年間を過ごした街。すごく良い街だったので、とても悲しい気持ちですが、その被災地の仙台からも応援のメッセージをたくさんいただきました。自分も卓球できる幸せを感じてプレーしていたい」とコメント。また、長くヨーロッパ女子のトップで活躍するハンガリーのクリスティーナ・トートは、「日本での大震災は個人的にも非常に悲しいできごとだった。テレビで毎日その様子を見て、本当に悲しかった。ハンガリーチームとして、このワッペンを胸にプレーしてきたい」と話してくれた。

 アジアの日本、ヨーロッパのハンガリー、アフリカのエジプト、オセアニアのニュージーランド、そして北米のカナダと南米のコロンビア。「WASURENAI3.11」のワッペンとともに、被災者への哀悼の思いが世界の6大陸へと広がった。日本以外の5カ国の活躍も、速報ページでお伝えしていきたいと思います!