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世界選手権ロッテルダム大会(個人戦)

●男子ダブルス2回戦
水谷/岸川 8、4、5、7 M.カールソン/R.スヴェンソン(スウェーデン)

その実力差は歴然としていた。前回3位の水谷/岸川がスウェーデンの若手ペアに完勝した。
昨年10月のアジア競技大会で、早いラウンドで荘智淵/呉志祺(チャイニーズタイペイ)に敗れ、1月の全日本選手権では決勝で松平健/丹羽に敗戦。その状態が心配されたが、全くの杞憂に終わったようだ。長くペアを組んでいるふたりだけあって、ラリー戦での位置取りの良さは抜群。松平健太を破ったスヴェンソンの強打も、まったく通用しなかった。いくら強打で攻めても返され、いつの間にか守勢に回っているのだがら、対戦ペアはもう打つ手がなくなる。1回戦で対戦したツボイ/モンテイロも、このカールソン/スヴェンソンも、途中から戦意喪失といった感じだった。

これでベスト16入りを決めた水谷/岸川。明日の対戦相手は成長著しい鄭栄植/金ミン鉐(韓国)。強打に威力があり、下がっても粘り強い。この一戦を乗り切れば、2大会連続のメダルにグッと近づく。