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速報・現地リポート

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世界選手権ロッテルダム大会(個人戦)

 今大会、勝ち進むことはなかったが、卓球界の鉄人3人は元気な姿を見せた。3人とも1980年年代から2000年初頭まで世界の卓球界で活躍した選手たちだ。
 世界ランキング27位のスウェーデンのパーソンは45歳、91年の世界チャンピオンだ。そして、同39位のプリモラッツ(クロアチア)は93年世界選手権3位の42歳、同41位のJ.セイブ(ベルギー)は94年ヨーロッパチャンピオンの41歳。世界選手権の初出場は、パーソンが85年、プリモラッツが87年、セイブは83年。五輪への出場は3人とも88年ソウルからだ。

 世界ランキングによる五輪出場は、パーソンはほぼ確定、プリモラッツとセイブも可能性が高い位置にいる。もし3人が揃って出場となれば、五輪7回連続出場という大偉業を3人とも達成する。以前では想像もできないが、選手寿命が長くなっている昨今。しかし、この3人の卓球への愛、節制した生活があってこその記録と言えるだろう。