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速報・現地リポート

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世界選手権ロッテルダム大会(個人戦)

●男子シングルス4回戦(ベスト8決定戦)
水谷 8、-4、6、7、14 マテネ(フランス)

水谷はマテネに4-2で勝利、ベスト8進出を決めた。
今や珍しい「メガネプレーヤー」のマテネ。日本の卓球ファンにはまだなじみが薄いと思うが、世界ランキングをスルスルと30位前後まで上げ、今大会でガオ・ニンを破ったことでロンドン五輪への推薦出場は確実。その攻撃は見かけによらずパワフルで、特に中陣から放つバックドライブは一発で盛り返す力がある。ボールタッチも正確で、水谷の攻撃を何本でも返し、ラリー戦に持ち込んだ。水谷はそのマテネを、コースのわかりづらいレシーブ、ナックル性のドライブや緩急をつけた攻めで攻め落とした。

「相手はガオ・ニンとか何志文とかを圧倒的なスコアでやっつけているので勢いがあった。特にバックのドライブをやらせてしまうとラリーに持ち込めないので、それを封じるための戦術を使った。今日の勝因もサービス、レシーブだけど、王皓戦もサービス、レシーブがポイントになる。サービスで点を取るか、3球目で取りに行くし、レシーブの時には1本でも多く粘る。そういう自分らしいプレーをしたい。王皓も絶好調ではないし、普通か、普通より下。自分は思いきって攻めていきたい」(水谷)

男子シングルス準々決勝は明後日の5月14日に行われる。一日空くのが残念。今から待ちきれない!