●女子シングルス4回戦
丁寧(中国) 4、6、-11、3、2 石川
世界ランキング3位の丁寧に挑んだ石川。膝を傷めている丁寧はトレードマークのしゃがみ込みサービスをほとんど使わず、クイックモーションのフォアサービスを使っていた。石川はバック対バックの高速ラリーを展開し、第3ゲームを奪う健闘を見せたが、やはり攻撃力の差は大きかった。レベルの高い男子選手を相手に練習している中国女子、丁寧も石川の強打をものともせず、前陣カウンターで何本も跳ね返した。
石川のコメント「自分の力は出せたけど、相手のレベルがもっと上だった。改めて自分の実力が足りないのが分かった。試合中にまだまだと感じた。とにかく相手の回転がすごい。バックを深くつかれて、その後ミドルをつかれた。相手の回転というのは女子の選手ではああいうのはなくて、本当に男子とやっている感覚です。1本も2本も3本もよけいに返ってくる。今はオリンピックに出れることがすごくうれしい」