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速報・現地リポート

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世界選手権ロッテルダム大会(個人戦)

●女子シングルス準々決勝
李暁霞(中国) 7、5、-10、8、6 武楊(中国)
郭躍(中国) 4、7、-4、-8、5、-5、4 范瑛(中国)

李暁霞はカットの武楊に4-1で勝利。序盤、打つ直前まで読ませない巧みなストップで武のペースを崩し、競り合いになった中盤では回転量の多いループドライブから、横殴りに叩くフォア強打で得点を重ねた。第4ゲーム4-8とされてから7点連取したあたり、やや不安定だった精神面にも成長のあとがうかがえる。

郭躍は日本勢を連破した范瑛のカットに苦しんだ。ゲームカウント2-2の第5ゲームに出足で1-4とリードされ、このゲームを何とか奪うも、第6ゲームは打ちミスが連続してゲームオールに持ち込まれた。しかし、ここで「假小子(おてんば)」郭躍の闘争心に火がつく。ループドライブから回り込み、バッククロスへスマッシュを連発して一気に突き放し、范瑛を振り切った。

第6日目を迎え、ほんの少し、ほんの少しだけ疲労の色が見える王国取材班。しかし、ここからもうひと踏ん張りです。下写真の李暁霞と郭躍は、コートサイドの主(ぬし)となったマエストロ高橋、インパクトを狙った渾身の一枚。下写真右は范瑛