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速報・現地リポート

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世界ジュニア選手権大会

 デフェンディングチャンピオンの日本女子。しかし、受けて立つほど力の差はない。岸監督がコメントした通りに挑戦しなければ、中国の厚い壁を破れない。中国も2回連続王座を明け渡すのは最大の屈辱になるだろう。相当必死な戦いをしてくるのは明白だ。日本は石川がどこまで思い切って戦えるか。この日の石川は午前中練習し、午後にはスポーツジムに現れ、田中トレーナーとみっちりトレーニングをして夕方からの決勝に臨む。
 準決勝のタイペイ戦をストレートで下したあとの岸監督のコメント。「体の切れもあまり良くないので、このあと練習をしたいという希望もある。本人たちも納得していない。ちょっとしたズレで主導権を取れていない。石川は良いときと比べたら対応できていない、全部3-0で来てますが、もう一度修正して決勝に臨みたい。ドイツのゾルヤ戦での石川は慎重に行き過ぎていた。谷岡も良いほうに向かっているが、ちょっとした部分での動きが遅かったりするので、いまいち試合が締まらない面がある。まだやれる部分がある。
 中国との決勝では、去年のような成績を出したいが、かなりハードな試合になるだろう。6対4、7対3くらいに攻撃を多くして、超攻撃卓球で攻め勝っていきたい」