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全日本選手権大会

●女子ジュニア決勝
谷岡(エリートアカデミー/帝京) 7、5、5 平野(ミキハウスJSC山梨)

カットの谷岡が女子ジュニアで初優勝。全日本選手権でエリートアカデミーに初のタイトルをもたらした。カット主戦型の選手の女子ジュニア優勝は、平成2年度大会(1990年)の大島美絵以来、実に21年ぶり。小学5年生で決勝まで勝ち上がってきた平野の快進撃も、頂点には届かなかった。

「去年松本さんに負けて、3位で表彰台に上がった時から、『来年は絶対優勝してやろう』と思った。ジュニアでは優勝することしか考えていませんでした」と試合後に語った谷岡。昨年の全日本が終わってからフォアがうまくふれない「イップス」の症状に悩まされ続け、思うような結果が残せない苦しい一年だったが、バックハンドとカットを地道に強化してきた成果が、タイトルとなって花開いた。