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速報・現地リポート

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全日本選手権大会

●女子ジュニア1回戦
平野(ミキハウスJSC山梨) 1、2、4 小川(宮古Jr卓球クラブ)

 全日本カデット13歳以下チャンピオン、小学5年生の平野美宇が女子ジュニア1回戦に登場。バック表ソフトのカット主戦型・小川に対し、まったく臆することなくフォアの強打を打ち込み、わずか13分で試合を終わらせた。

「ちょっと緊張して焦ったところもあるけど、3ゲーム目は結構落ち着いてできました。今大会は出る種目全部で去年の成績を越えたいし、ジュニアは絶対ベスト8に入りたい。…できれば優勝したいです。一般はスーパーシードに勝ちたい」と試合後の平野。控えめな口調は変わらないが、昨年は国際大会でも成績を残した自信ゆえか、ほのかな自信が垣間見える。
 「一般ではスーパーシードに勝ちたい」という言葉どおり、一般でもランク決定戦あたりまで勝ち進んでも、まったく不思議ではないだろう。低学年の女子選手にありがちなハイピッチの前陣卓球ではなく、よりプレー領域の広い、オールラウンドなスタイルに進化しつつある。