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全日本選手権大会

●女子ダブルス2回戦
谷岡/佐藤(エリートアカデミー/帝京) 9、-5、5、-8、9 齋藤/鈴木(札幌Unity/札幌大谷高)

 ゲームオール9点という大接戦だった。エリートアカデミーの谷岡/佐藤を相手に、今大会の女子最年長・齋藤(旧姓:新保)富美子のペアが挑み、あと一歩まで追い詰めた。

 83年世界選手権・女子団体2位のメンバーである齋藤。今大会はシングルスでは指導する札幌大谷高の教え子に敗れ、出場はかなわなかったが、ダブルスでは同じく教え子のカット主戦型・鈴木とのペアで1回戦を突破。谷岡/佐藤ペアに対しても、振れば入ると思えるほど安定したカットで大いに苦しめた。「攻撃を混ぜて戦うべきか、このまま守りきって戦うべきか、最後で迷ってしまった。普段の練習では私がもっと攻めていくパターンなんですが。ダブルスの練習をやり込むことはできなかったけど、私としては頑張って、やれるところまではやったかな」(齋藤)。昨年の大会と比べても、動きはほとんど落ちていない。来年もまた東京体育館に戻ってきてくれるだろう。下写真右は観客席で声援を送った札幌大谷高の選手たち。