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速報・現地リポート

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全日本選手権大会

 今年の全日本を最後に現役を引退する木方慎之介(協和発酵キリン)。02年度全日本選手権準優勝、球史に残るカット打ちの名手として、またその驚異的な中陣での粘りと反撃で、全日本の主役のひとりであり続けた。今大会もランク入りは確実かと思われたが、4回戦でインターハイ3位の池田忠功(青森山田高)に敗れた。

 試合後、「最後の試合ということで、ちょっと意識した部分もありました。相手がインターハイベスト4ということは知っていたけど、ちょっと油断があったかもしれない。出足が悪かった」と試合を振り返った木方。「最後の全日本とはいえ、このラウンドで負けたということは、それが自分の実力なんでしょう」と最後まで潔かった。「まだダブルスが残っているので、頑張りたいです」と残るダブルスへの意欲を見せた。