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全日本選手権大会

水谷隼/岸川聖也(明治大・スヴェンソン) 4、5、6 共田準吾/加藤由行(愛工大名電高)

 男子ダブルス決勝は、試合時間30分足らずで決着。共田/加藤ペアはこの全日本の決勝の舞台で緊張があったせいか、最初から最後まで水谷/岸川ペアのサービスに苦しめられた。水谷/岸川ペアは中陣に下がってもミスが出ず、高校生ペアの攻撃を余裕を持ってしのいだ。
「朝一の準々決勝、0-2でリードされた苦しい試合を勝つことができて、それをきっかけにいい流れができて、そのまま優勝することができた。丹羽・松平ペアとやっていないので、優勝して当然というか、ぼくたちが優勝しなければいけないなと思いました」と優勝会見での水谷。「経験の差が違う」という二人の言葉どおり、実力差を見せつけた決勝となった。

一方、左シェークドライブ型の共田、右ペンドライブ型の加藤のナイスコンビ。さすがに元世界3位の壁は厚かったが、松平健/丹羽ペアを破っての決勝進出は見事。青森山田の現役・OBが全日本の上位で活躍する中で、高校卓球界の名門・愛工大名電の存在を改めて卓球ファンに印象づけた。