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全日本選手権大会

●女子ダブルス決勝
藤井寛子/若宮三紗子(日本生命) 9、13、6 阿部恵/小野思保(サンリツ)

昨年と同じ顔合わせとなった女子ダブルス決勝。昨年はゲームオールの大激戦だったが、今年は藤井/若宮がストレート勝ちで3連覇を決めた。藤井の回転量の多い両ハンドドライブと、サウスポー若宮のレシーブからの攻めでラリー戦を優位に進めた。勝負どころで若宮の思い切りの良いプレーが光った。

勝負の分かれ目は第2ゲーム。藤井/若宮ペアが10-8でゲームポイントを握ってから、阿部/小野が10-11と逆転してゲームポイントを取り返したが、若宮がここでフォアストレートへ会心のフォアドライブを決め、阿部/小野ペアに傾きかけた流れを断ち切った。若宮は混合ダブルスと合わせて2冠達成。

★藤井/若宮ペアの優勝インタビュー
「この三連覇は私たちの大きな目標でもあったし、成し遂げるにあたってたくさんの人、コーチや練習相手に支えてもらった。少し恩返しができたかなとすごくうれしく思います。来年の世界選手権パリ大会がふたりも目標。そこでメダルが獲れるように、もっと良いペアリングを追求していきたい」(藤井)
「決勝の相手には昨年苦しめられたので、チャレンジする気持ちを忘れず、最後まで気を引き締めようと思っていた。去年の決勝は負けるんじゃないかという怖さでいっぱいで、勝って涙が出てしまったけど、今年はちゃんときれいな顔で終わることができて良かったです」(若宮)