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世界卓球 ドルトムントむんむん速報

昨日の最終戦、韓国と台湾の試合は凄かった。今のところ最高の一戦だ。

昨日紹介したように、メインアリーナには4台しか卓球台がないが、上位リーグ用としては当然足りない。実は別にも会場があり、予選リーグは両方の会場をランダムに使って試合をするのだ。ところが日本チームの試合は男女ともにメインアリーナでしか行われない。テレビ東京がITTFとそのように契約しているからだ。物事はこのようにして決まっているのだ。

その別会場で昨夜行われた韓国対台湾。なんと前半で朱世赫と呉尚垠が落として0-2。なんだなんだなんだと騒然となって別会場にすっ飛んでいった。3番で柳承敏が取り返し、4番は呉尚垠がゲームオール・ジュースでギリギリの勝利。そしてラストは朱世赫と陳建安でゲームオール・ジュースという白熱具合だ。陳は10-9でマッチポイントをとりながら最後は朱世赫が逆転勝ち。そのプレーも凄かった。お互いに超人的プレーの応酬だったが、どちらかというと陳のプレーが凄く、あれで負けるのはなんとも残念だ。卓球のルールを変えてスーパープレーには一気に3点ぐらいやりたいものだと今朝、朝食をとりながら元発行人の高橋さんと話した。

この会場、観客席とコートが異様に近い。日本の中学校の大会でもこれほど近くではやらない。日曜の夜11時を過ぎていたのにもかかわらず、このアジア人同士の一戦に地元ドイツ人たちが熱狂的に観戦していた。卓球をわかってる。

ここでやればテレビカメラも嫌でも床からしか撮れなくてかえっていいのに、なんて思った。