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世界卓球 ドルトムントむんむん速報

歴史ある会場

2012/03/23

今回会場となる「Westfalenhallen Dortmund」は、過去に2回の世界卓球選手権が開催されている。

最初は1959年で、日本男子が5連覇を決めた大会だが、男子シングルスで中国の容国団が優勝し、卓球王国・中国の幕開けとなった。

2回目は1989年で、男子団体でスウェーデンが中国の5連覇を阻んで優勝し、男子シングルスではスウェーデンのワルドナーがチームメイトのパーソンを決勝で下して優勝し、男子ダブルスでは地元ドイツのロスコフ/フェッツナー組が優勝して90年代のヨーロッパ全盛時代の幕開けとなった。

つまり、この会場で行われた過去2大会とも時代の大きな転換期となった大会なのだ。

ということは・・・と、期待がいやがうえにも高まる。私は編集部とは1日遅れで明日成田を発つが、気分はもう完全に世界戦だ。これまでも現地から速報を3回行ったが、いずれも大会後半だけであり、初日から会場入りするのは今回が初めてだ。震災を経験したおかげで「せっかく生き残ったので後のことは考えずやれることはやっておこう」という心境になったためかもしれない。