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世界卓球 ドルトムントむんむん速報

観客の性質

2012/03/23

先日、今野編集長に聞いたところによると、ヨーロッパでも卓球の世界選手権の観客は土地によってかなり違うらしい。その中でもドルトムントの観客は熱狂的で、1989年の大会では男子ダブルスでドイツのペアが優勝したことで会場は興奮の坩堝だったという。鳴り物は鳴り響くし、おまけに「妙に揃った足踏み」がまるでナチスを思い出すほどで、「こいつら、この調子で全員で悪い方向に進んだら大変なことになるだろうな」と思ったそうだ(完全に偏見)。同じドイツでも2006年ブレーメン大会はぜんぜん静かで、期待外れだったという。

確かに観客の差は大きい。2008年広州は凄かったが、2009年横浜、2010年モスクワはそれほどでもなかった。今回はなにしろドルトムントである。しかもボル様がいらっしゃる。前回の団体ではドイツは決勝に進んでボル様が1点獲っている。

日本選手が活躍するのが一番だが、次の望みはどこが勝ってもいいから大会が盛り上がることだ。