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速報・現地リポート

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世界選手権ドルトムント大会(団体戦)

〈日本 2-0 ドイツ〉
○石川 3、-6、7、9 ジルベライゼン
○福原 3、7、10 呉佳多
 平野 3 イヴァンカン
 石川 vs. 呉佳多
 福原 vs. ジルベライゼン

 日本女子、強い。トップ石川、2番福原が勝利を挙げ、勝利に王手を賭けた。
 トップ石川は、ここまで薄いもやがかかったような試合が多かったが、このジルベライセン戦(言いにくい)はようやくもやの間から光がもれてきた(わかりにくい)。まだ100%とはいかないが、80%くらいまで調子が上がってきている。出足で変化の激しいハイトスサービスから、バックストレートへ目の覚めるような3球目フォアドライブを決めた。
 ジルベライセンはバックドライブを主戦武器とするタイプで、3球目での回転量の多いバックドライブはやっかいだったが、石川はきっちり要所を締めた。

 2番福原のプレーは文句のつけようがなかった。これまで相手チームのエースと当たらず、「ドイツ戦まで一度くらい(エースと)やっておきたかった」とコメントしたが、そんな不安はまったくなかった。ナックルと下回転の変化のわかりにくいサービスでサービスエースを何本も取り、呉佳多のフォア攻めにも安定したドライブ連打で対応。「不動」と言っていいほど自信に満ちあふれたプレーを見せた。

 3番平野もイヴァンカンから1ゲームを先取。日本、このまま一気に決めよう。

下写真:左から石川、福原、福原に敗れた呉佳多