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世界選手権ドルトムント大会(団体戦)

〈日本 1-0 ロシア〉
○水谷 8、7、12 シバエフ
 丹羽 対 スミルノフ
 松平 対 スカチコフ
 水谷 対 スミルノフ
 丹羽 対 シバエフ

 日本はエース水谷がきっちり先制点を挙げた。対戦相手のシバエフは世界選手権ロッテルダム大会でワン・ツォンイ(ポーランド)、陳衛星(オーストリア)を連破し、カタールオープンでは柳承敏(韓国)を破っている選手。右ひざのサポーターがトレードマーク(?)だ。水谷はコースの読みにくい3球目攻撃、打球点の高いバックドライブに苦しみ、第3ゲームは10-8のマッチポイントから追いつかれたが、最後は会心の3球目パワードライブをシバエフのフォアミドルへ決めた。

 一発で決まる会心の強打は、最後の一本を含めても3本あったかどうか。それでも緩急を生かした前後の攻めや堅いブロックで、確実に得点を稼ぐ。水谷の引き出しの多さを感じさせる一戦だった。