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速報・現地リポート

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世界選手権ドルトムント大会(団体戦)

〈日本男子 2-0 ベラルーシ〉
○水谷 7、-4、12、8 サムソノフ
○松平 1、9、-5、-10、6 チチェチニン
 岸川 vs. プラトノフ

 日本男子は2番の松平賢二が、チチェチニンにゲームカウント2-0から2-2へ追いつかれながら、最後の最後で振り切った。小兵(こひょう)のチチェチニン。この身長でカット主戦型として、長年ヨーロッパの中堅として活躍しているのには、やはりそれだけの理由がある。ドライブ対カットになれば、ショートスイングのバック粒高面のブツ切りカットで何本もしのぐ。第4ゲーム11-10のゲームポイントで見せたカットは滅茶苦茶に切れていた。さらにツッツキはフォアの裏ソフトだと切れないのに、バックの粒高だと切れていたりする。
 なにやら魔術師か何かのような雰囲気だったが、最後に開き直って豪腕を振り抜いた賢二。世界選手権初出場で初戦に登場し、初勝利。これは大きな自信になるはずだ。