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世界選手権ドルトムント大会(団体戦)

 サブアリーナで行われていたチャンピオンシップディビジョンの女子予選グループD。前回大会に続いて予選グループDで同グループとなった韓国と香港が対戦し、香港が3-2で勝利。ラスト姜華君が唐イェ序との異質速攻対決を制し、韓国女子に初めて土がついた。

 もっとも、韓国女子といっても2点起用されたのは石賀浄と唐イェ序。対する香港女子は帖雅娜と姜華君。中国からの帰化選手同士でやっている試合だ。韓国としては勝利のためにベストなオーダーだったのだろうが、帰化選手ふたりを2点使いというのは、「アジアの虎」韓国としては少々寂しいところ。

 香港はすでにロシアに2-3で敗れているため、これで韓国と香港は3勝1敗で並び、予選グループDの1位通過は第5戦の結果をもって決まる。昨年のワールドチームカップ、2月のアジア選手権と香港に完勝している日本としては、香港のほうが相性が良い。前回のように韓国が2位通過となり、準々決勝で韓国と当たるドローになるよりは、韓国の1位通過を望みたいが、果たしてどうなるか。
 上写真はトップで唐イェ序を破った帖雅娜。相変わらず強い。前陣攻守タイプなのにカットにも強いから、韓国も金キョン娥や朴美英を起用できなかったのだろう。