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世界選手権ドルトムント大会(団体戦)

 会場で練習していた中国男女チーム、その選手たちの表情が例年とは違う。それもそのはず、7月のロンドン五輪へ向け、どの選手もこの大会での失敗は決して許されない。五輪団体3番手の座を馬龍と争う馬琳(下写真左)は、張継科との練習ではナイスボールに思わず声が出るほど。同じく団体3番手を郭躍と争う丁寧(中央)も、スパーリングパートナーの范瑛とカット打ちの練習に余念がなかった。

 下写真右は、張継科の練習をつきっきりでチェックしていた、中国男子チームの劉国梁監督。この少しむらっ気のある現世界チャンプから、目が離せないという様子だった。アドバイスを与える後ろ姿は、中学卓球部の先生と生徒とさほど変わらないように見えるから不思議だ。