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速報・現地リポート

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世界選手権ドルトムント大会(団体戦)

 28日のFIT(国際卓球工業会)とITTF(国際卓球連盟)での打ち合わせで、プラスティックボールとブースター問題が話し合われた。どちらも最終的な結論は先送りとなったが、ボールは現在、中国の紅双喜社が開発を始めており、そのボールがサンプルとして一部配られた。ボールはシームレス(継ぎ目なし)だった。
 昨年12月の情報では当初ロンドン五輪以後に、プラスチックボールの採用となっていたが1年延期となり、今回さらに大量生産にもっていき、選手に行き渡るまではさらに時間がかかることが確認され、2014年東京大会以降になる可能性があることが示唆された。

 サンプルで配られたプラスチックボールを王国の編集スタッフが練習会場で試打したが、セルロイドボールとよく似た打球感だ。相違点は、打球音がやや違う点だ。若干ラージボールのような打球音がする。また、ボールの減速が少ない感じで、ボールは伸びていくし、ラバーからのボールの飛び出しが若干上方向に行く感じだ。台での弾みはあまり違いはない。しかし、実際には初中級者レベルではわからないのではないだろうか。