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世界選手権ドルトムント大会(団体戦)

 日本男子チームの準々決勝の対戦相手は、シンガポールに決定した。ベラルーシを3-1で下した。

 シンガポールはエースのガオ・ニンが強い。ベラルーシ戦2番で、猛烈に切れたチチェチニンのカットに苦しみながら、第5ゲームはその変化を見切って11-3で勝利。そして4番でのサムソノフとのエース対決では、サムソノフを上回る攻守の安定性を見せた。派手なガッツポーズは見せず、確実なストップレシーブと回転量の多い両ハンドドライブで、冷静に戦術を遂行していく。
 この試合でシンガポールは2番手のヤン・ツーを3番手に下げ、3番手のパン・シュエジエを2点起用。パンが2点落とすのは覚悟の上、というオーダーで臨んでいる。それだけガオ・ニンは信頼されているということだ。

 日本男子は今日は練習したい選手は練習、休養に当てたい選手は休養、というフリーの一日。明日の準々決勝は朝10時(日本時間17時)と早い試合開始。今夜はゆっくり休んでほしい。

下写真:ベラルーシから2点を奪ったガオ・ニン、ブツ切りカットで会場を沸かせたチチェチニン、4番のエース対決に敗れたサムソノフ