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速報・現地リポート

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世界選手権ドルトムント大会(団体戦)

〈シンガポール 3-2 ドイツ〉
 馮天薇 -8、-9、-8 イヴァンカン○
 王越古 -6、-9、-7 呉佳多○
○リ・ジャウェイ 6、8、-9、-9、12 ジルベライゼン
○馮天薇 -9、9、4、10 呉佳多
○王越古 -9、5、-11、8、4 イヴァンカン

 お隣のヴェストファーレンハーレンスタジアムで行われている、日本の香川真司が所属するボルシア・ドルトムントが、シュトゥットガルトと4-4という大激戦を展開する一方(これはサッカーです)、ヴェストファーレンハーレンでは、ドイツ対シンガポールも物凄い試合をしていた!

 ドイツは地元観衆の大・大声援をバックに、トップのイヴァンカンがカット打ちの苦手な馮天薇に完勝。2番呉佳多も王越古とのラリー戦を粘り強く制して、あっという間に2-0とリード。3番ジルベライゼンが最終ゲーム10-10、5番イヴァンカンがゲームカウント2-1の4-2でリードと、シンガポールを幾度となく追い詰めた。しかし、最後の一本が遠かった。
 5番のイヴァンカン、終盤でフォアの攻撃の手数が減り、王越古に安心してカットを打たせてしまったのが悔やまれる。バック面は回転系表ソフトで、中陣からでもバックハンドが振れる。フォアの攻撃力は、予選リーグで試合に出ていた時に打ってばかりいるので、若手のヴィンターかと勘違いしたくらい。攻守自在のプレーで、予選リーグの日本戦の完敗がウソのような、素晴らしい内容だった。