日本女子の世界最高位の世界ランキング5位の石川佳純が、U21(21歳以下)の1回戦でオランダのエーラントにゲームオール7本の大接戦。何とか逃げ切ったが、五輪前の重圧を感じさせるような試合ぶりだった。
日本チームは戦略的に石川佳純をU21に出場させ、ポイント獲得によってランキング維持に努めている。これは7月のチームランキングが五輪でのシードに関係するからだ。今大会は石川の体力を考え、ダブルスは出場させずに、シングルスとU21に絞って出場した石川。その背中にはじわりと五輪の重圧がかかっている。
「苦しんだけど、とにかく勝てて良かった」(石川)
勝利を決めた直後の石川のガッツポーズ/予想外の強さを見せたエーラント