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速報・現地リポート

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ジャパンオープン・荻村杯2012

 女子シングルスの1回戦、石川佳純対オーストリアのリュウ・ジャ。リュウが有利に試合を進め、世界5位の石川を追い込んでいく。3-2でリュウがリードで迎えた6ゲーム目11-10で、石川がボールを蹴ったと判断した審判にバッドマナーとみなされ、11-11。これに石川は涙を流し抗議し、審判長の判断も加わり、11-10に戻した。このゲームを石川が取り、最終ゲームも劣勢を跳ね返して、石川がぎりぎりの勝利を収めた。
「まさかフォールトを取られるとは思わなかった。あれはわざとじゃない。相手のフェアプレーにも助けられた。勝ちたい勝ちたいと頭の中がいっぱいになっているので、試合中は、負けてもいいよと自分に言い聞かせながら、思い切りやった。明日頑張りたい」と石川。
 五輪前の世界ランキングが関わる大事なジャパンオープンは、緊張感のある大会となっている。