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ロンドン五輪

 中国同士の決勝となった女子シングルスの李暁霞対丁寧。11年の世界選手権では丁寧が勝っている。しかし出足から李暁霞のスピードが丁寧のミドルとサイドを抜いていく。
 しかし、勝負の行方は違うところでも進んでいた。審判は丁寧のサービストスが上ではなく、自分の体のほうへトスしているということで警告を与え、その後、サービスミスを取り、4ゲーム目の7−2と李暁霞がリードしたといころで、再びサービスミスをとり、8−2。ここで丁寧が涙で抗議。その後、完全に李暁霞が試合の主導権を奪った。
 丁寧のサービスは準決勝か準々決勝でもミスを取られていた。大事な決勝でミスを取られ、抗議したと同時に精神をかき乱されてしまった。ポイントの差を考えれば、そこで落ち着いて受け入れるべきだったかもしれないが、丁寧は感情が高ぶってしまい、と同時に金メダルは消えてしまった。
●女子シングルス決勝
李暁霞(中国) 8,12、−8、6、4  丁寧(中国)