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ロンドン五輪

●女子シングルス準決勝
丁寧(中国) 7、4、−9、10、−6、6   馮天薇(シンガポール)
李暁霞(中国) 5、4、−11、6,7   石川(日本)

 石川は1−4というスコアだったが、堂々のプレーで李暁霞を苦しめた。試合前の選手紹介でもカスミスマイルを見せるなど、余裕というか、自然体で試合に入る石川。「オリンピックを楽しみたい」と言っていた大会前のインタビューの通りのたたずまいだった。
 女子シングルス決勝は予想通りの中国同士となったが、馮天薇も丁寧と善戦するなど、つけいる隙はあった。李が石川に勝ったあとに、ベンチに入っていた施之皓監督がいきなり走り出し、フェンスをよじ登り、中国応援団のところに駆け寄った。2年前にはシンガポールに団体で優勝を奪われた同監督。このロンドンにかける思いが伝わってきた。