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グランドファイナル

U21 男子準決勝
アラミヤン(イラン) 9、-10、8、-8、8,9 鄭栄植(韓国) 
フランチスカ(ドイツ) 10 、10、6、2   村松(日本)

 世界ランキング急上昇中の村松雄斗がドイツのパワーボーイのフランチスカの前にあえなく沈んだ。「今日はカットが浅く浮いてしまって、それを相手に広角に打たれてしまった。ペースがつかめずに攻めることもできなかった」と試合後の村松。
世界の卓球関係者も村松には注目している。ITTF(国際卓球連盟)のウェブ担当記者のマーシャル氏も絶賛。「世界で勝てるカットマンの数少ない一人だ。世界ジュニアも楽しみな選手」と言えば、元世界チャンピオンのガシアン(フランス)も「才能あるモダンスタイルのチョッパーだ」と評価。
 ドイツはボルとオフチャロフの次はこのフランチスカが有望株だが、それにしてもあまりの村松の完敗は意外だった。この後、村松は香港経由でインドのハイデラバードで行われる世界ジュニア選手権に向かう。
 一方、 鄭栄植(韓国)を破ったイランのアラミヤンはその実力を十分に示している。世界ランキング40位はだててではない。鄭との打撃戦でも有利に立ち、サービスもうまく、柔らかいボールタッチと強打を織り交ぜた選手だ。

写真は完敗した村松とフランチスカ、そしてU21には見えないかもしれないが、貫禄のあるアラミヤンだ