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世界ジュニア

 ポーランド戦トップで酒井が1敗を喫したものの、明日の準々決勝へ進んだ日本男子。
 ハンガリー戦、ポーランド戦では腰の状態に不安がある町を温存し、村松・吉田・酒井の3人を起用した。村松も右ひじにテーピングをしており、試合後はすぐにアイシング。ジュニアとはいえ、すでに日本のトップクラスである選手たち。故障とのつきあい方も、常に課題となる。

 「もっと楽に勝ちあがれると思ったけど、酒井が落としたのでちょっとヒヤッとした。選手の出来はぼくの感覚ではまだ4~5割くらい。プレーが硬いですね」と試合後の河野正和監督。
 「今年は丹羽がいない。そこでチャンスをつかめと選手にはハッパをかけている。それでも吉田や町はこれが最後の世界ジュニアだし、結果を残したいという思いは強いでしょうね。ジュニアでは必ず勝たなければならないとは思っていない。どれだけ経験を積ませられるか、どれだけ成長できるかが大事で、その上で結果が残せれば一番良い」(河野監督)。

 下写真は第1戦のハンガリー戦では会心のプレーを見せた一方で、ポーランド戦では自分で試合をコントロールできない時の戦術転換に課題が見えた酒井。大会中にどんどん成長してほしい。