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世界ジュニア

●女子シングルス1回戦
A.ムケルジ(インド) 8、-11、-8、-5、9、10、8 杜凱栞(香港)
バトラ(インド) 9、8、7、7 シュー(ドイツ)

 女子団体準決勝で日本から2点を奪った香港女子のエース、杜凱栞。堂々たる体躯と男子選手並みの力感あふれるパワードライブで、女子シングルスでも上位進出の有力候補だったが、思わぬ落とし穴が待っていた。

 女子シングルス1回戦で杜を沈めたのが、インドのA.ムケルジ。パワー対パワーではとても勝ち目はないと思いきや、聞こえてくる「ペコン、ペコン」という音。バック面のアンチラバーでペコペコ止めて、フォア面の表ソフトでナックルショート。時折フォアスマッシュも見せるが、ほとんど攻めない。それで杜に勝ってしまうのだから、杜のプレーがやや未熟としても、ただ者ではない。

 本人に聞いてみたら、フォア面の表ソフトラバーはスペクトル、バック面はDr.ノイバウアーのアンチラバー・ゴリラだとか。練習メニューには多球練習も取り入れているそうだ。インド女子はエースのバトラもバック面粒高で、ラリー中にクルクルとラケットを反転させる。
 そのうちインドが粒高ラバーと変化系ラバーの聖地に…なるのかな?