スマホ版に
戻る

速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

世界ジュニア

●男子シングルス3回戦
村松 7、9、3、4 アングレ(フランス)
樊振東(中国) 2、−8、3、6、5 カルデラノ(ブラジル)
范勝鵬(中国) 9、6、6、10 酒井
ゴーズィ(フランス) 9、8、6、9 洪子翔(チャイニーズタイペイ)
デュダ(ドイツ) 9、−9、−8、8、−10、6、15 町
徐晨皓(中国) 9、6、−10、8、−4、6 フロール(フランス)
吉田 −5、2、6、5、−11、6 デヴォス(ベルギー)
林高遠(中国) 6、7、8、10 アチャール(フランス)

 村松と吉田がベスト8進出。町がドイツのデュダに対し、最終ゲーム8−10のビハインドから逆転して二度のマッチポイントを奪ったが、あと一本届かず。日本ではまだ無名のデュダ、際立った個性はないが、変化のあるサービスと回転量の多いフォアドライブを持っている。この躍進でかなり自信をつけてくるだろう。

 酒井は范勝鵬に対しても相当良い勝負をすると思っていたが、范は酒井とのバック対バックの勝負を避け、早めに回り込むか、フォアにボールを飛ばしてフォア対フォアの勝負を挑んできた。范が後ろに下がる場面が多いのだが、旺盛なフットワークを使って回転量の多いフォアドライブを放ち、酒井のカウンターのミスを誘った。酒井、これからは前陣での連続カウンターで振り回しながら、決定打の威力と精度が求められる。

 村松はダブルスで対カットの弱さを露呈した左腕アングレに対し、終始余裕を持った戦いぶりだった。男子ダブルス準々決勝ではフォアドライブでのミスが多かったのだが、このアングレ戦ではカットから前陣にススッと躍り出てシュートドライブを決めるなど、今大会でも一番のプレーだった。
 写真上は町を破ったデュダ、下は范勝鵬