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世界ジュニア

 男子シングルス準々決勝、中国の右ペンドライブ型・范勝鵬と大ラリー戦を展開したフランスのシモン・ゴーズィ。ともに後陣に下がってもしのげる守備力があり、ロビング対スマッシュのラリーも何本も見られた。
 「アレ!シモン!」というフランスの応援団の声援に乗せられ、地元の観衆の声援もゴーズィに集中。范をあと一歩まで追い詰めたが、最終ゲームは2−3からネットインを食らい、2−6、4−9とリードを広げられた。
 試合に敗れ、落胆の表情でベンチへ戻ってきたゴーズィ。范のベンチを撮影していたら、突然大きな物音が。ゴーズィがラケットを叩きつけたのだ。さらにそのラケットを拾い上げ、膝で「ベキッ!」。

 心の中で「ギャーッ!」と叫んだ取材班。一昨日に「ゴーズィの逡巡」で、ラケットを大事にしている様子を記事にしたばかりでしたが…。自身初のベスト4入りが目の前だっただけに、相当に悔しかったのだろう。