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世界ジュニア

 インドの皆サンはとってもカメラが好き。昨日の朝は会場に着くなり、高校生くらいのスタッフの女の子がプレスシートに飛んできて、どんなカメラやレンズを使っているのか、熱心に聞いていった。
 3日ほど前にも、カメラを持ったおじいちゃんにシャッタースピードや絞りについて聞かれたが、その手元を見てみるとなんと超旧式の、フィルムのカメラだった。「うーん、それだとプレーしている写真を撮るのは難しいと思うよ」というと、自分でもわかっているのかちょっと悲しそうだった。ゴメンネ、おじいちゃん。

 そして閉口するのが、「写真を撮ってくれよ」というご依頼。「ボクはフォトグラファーじゃなくてエディターで…」云々と言ってみても、「でもお前カメラ持ってるじゃないか」と。地元の新聞社のボスに目をつけられ、「テロー(太朗)」と名前まで覚えられてしまった。「そんなちゃちいレンズじゃなくて、あの長い立派なレンズで撮ってくれ」。確かに望遠の長いレンズのほうが立派に見えますけどね…。あなたがたの集合はコレでいいの!

 極めつけは昨日プレスシートの後ろに座っていた太めのお兄ちゃん。日本選手の試合が続いて忙しい時に、近寄ってきて「ルーマニアの女子ダブルスの写真をくれないか?」と言い出すではありませんか。
 ええい、このスケベ男め! どうせスッチの写真が欲しいんだろうと思って、「どっちの選手が好きなの?」とあえて聞いてやったら「チオバヌ!チオバヌ!」との返答。あらそう、インドではそちらのほうがお好みなのね…。単に個人の趣味か。

 お仕事の邪魔をしたので、ウェブに載せてあげましょう。三人の左端がチオバヌファン、他のふたりの方はごめんなさいね。ちなみに写真下の右の選手がチオバヌ、左がスッチ。