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平成24年度全日本選手権大会

●混合ダブルス2回戦
藤本/平野(近畿大/ミキハウス) 9、4、8 鈴木/富川(中央大/千葉英和高)
吉村/石川(愛知工業大/全農)3−0 河辺/佐用(新日鐵住金広畑/神戸市役所)

 ロンドン五輪女子団体銀メダリストの平野早矢香、石川佳純、そして昨年の全日本王者・吉村真晴が全日本の初戦を迎えた。
 3年前の全日本で混合ダブルス準優勝の実績を持つ藤本とのペアで出場した平野は、レシーブから少しでも長いサービスは積極的にフォアドライブで攻めた。吉村/石川ペアにも共通する点だが、少しでも長いサービスは絶対に見逃さない。ラリー戦でサイドを切るコース取りの厳しさもさすが世界標準だ。

 吉村/石川はカットの河辺/佐用ペアに対し、吉村がクネクネとコースの読みにくいフォームの台上処理で先手を取り、石川が強打で狙っていった。ともに強打型だけに、石川がある程度つなぎ役になったほうが確実に勝てるが、ふたりともプレースタイルを変えてまで混合ダブルスのタイトルを取りには来ないだろう。