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平成24年度全日本選手権大会

 開会式後、代々木第一体育館の第4会議室で行われた五輪代表選手&男子現チャンピオン・吉村の記者会見。

 女子は福原、石川、平野の五輪三人娘が会見に臨んだ。マスコミの注目度は相変わらずで、大会初日にも関わらずテレビ局と新聞社が各社集結している。現女王の福原愛は「観客の皆さんは、ロンドン五輪の時のようなプレーが見たいと思って会場に足を運んでくださるので、五輪の時と同じように思い切ってプレーしたい。一回戦から強い選手ばかりなので、がんばりたい」とコメント。「右ひじの調子は何%?」の質問には、「ひじはロンドン五輪の時とは比べたくない。新しい腕と交換してもらったと考えているので。新しい腕にはだいぶ慣れました(笑)」。

 男子の会見では、王座返り咲きを目指す水谷が「全日本ではしっかりイメージを作って、自分のプレーをしたい。今回優勝すれば6回目の優勝なので、全力を尽くしたい」とコメント。「自分はロンドン五輪で引退する可能性もあったので、こうしてプレーできることがうれしい」という言葉に、五輪後の苦しい胸中がうかがえた。

 また、女子の会見後、記者クラブの卓球分科会による選手表彰が行われた。今年の最優秀選手賞は、五輪団体銀メダルの福原・石川・平野の3選手。また、特別賞にはロンドン五輪男子シングルスベスト8の岸川が選出された(下写真)。