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平成24年度全日本選手権大会

 松澤(淑徳大)は石川(全農)に対して出足からすばらしいプレーを見せる。バックハンドもうまいが、そこからのフォアドライブで仕留めるボールに力がある。2−0とゲームをリードして完全に松澤ペースの展開。石川は3ゲーム目を取り返すも、松澤の勢いは止まらず、3−1と勝利に王手をかけた。5ゲーム目、必死で攻め、そして守る石川が奪い返し、6ゲーム目に入る。
 5−4と石川がリード。7−6とリードは広がらない。ここから9−7と松澤が逆転し、9−8で松澤がタイムアウト。9−9と石川が追いつく。10−9と今度は石川が逆転し、めまぐるしい展開で、最後は石川バックストレートの強烈なフォアドライブが決まり、最終ゲームにもつれ込んだ。
 1−0から見事なカウンターブロックが決まり、2−0松澤。4−1、5−3、5−5で石川が追いつく。6−6から石川が8−6として、9−7、松澤のレシーブミスで10−7、最後は石川がラリーを制し、五輪メダリストの意地を見せた。しかし、松澤の前陣での攻撃はすばらしかった。
  • 石川は2年連続の決勝進出

  • 石川を追いつめた松澤