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平成24年度全日本選手権大会

●男子ダブルス決勝
松平健太/丹羽孝希(早稲田大/青森山田高) 7、11、7 坂本竜介/笠原弘光(協和発酵キリン)

 第2ゲームにゲームポイントを奪われながら逆転した松平/丹羽が、ストレート勝ちで2大会ぶり2回目の優勝を決めた。丹羽が観客を驚嘆させるカウンタードライブを連発、「本当にこれが決勝?」と思えるほどプレッシャーを感じさせないプレーだった。
 坂本は現役最後の一戦で、有終の美を飾ることはできなかったが、相手の逆を突くカウンタードライブなど、ボールセンスを随所に見せた。

★松平/丹羽の優勝インタビュー

「去年は決勝に行けずに準決勝で負けてしまったので、今回はよりいっそう勝ちたいという気持ちが強くなって、決勝に進出できて、しっかり勝つことができました。(決勝では)サービス・レシーブが重要になってくるので、そこをしっかりやってラリーに持ち込もうと思っていました。
 明日お父さんが誕生日で、少しですけどプレゼントができたと思う。今日のシングルス6回戦に勝って、明日にのぞみたい」(松平)

「2ゲーム目は負けていたんですけど、1ゲーム目を取っていたので、落としてもいいと思って、思い切ってやりました。昨日の初戦からすごく苦しい試合が続いていて、その中で勝ってこれたので、今日は調子がよかった。まだシングルスの試合が残っているので、今日しっかり勝って、明日も優勝したいです」(丹羽)
  • 2年ぶりの優勝を決めた