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平成24年度全日本選手権大会

●男子シングルス6回戦
平野(明治大) 8、11、−9、7、4 吉村(愛知工業大)

 昨年度優勝の吉村が、6回戦で姿を消した。野田学園高の先輩・平野に対し、レシーブが積極的にいけず、ドライブの引き合いでも優位に立てない。「チャレンジャー精神で臨んだけど、体も思うように動いていなくて、相手の好きなようにやられた感じです」と試合後の吉村。「全日本は簡単に勝てるような場じゃない。自分が甘かったという気がします。自分も一緒の自分ではないと思っていたけど、全然進化しきれてないというか、ただただ止まってたなっていう…」(吉村)。

 最後は絞り出すように「これからは少しずつ変わっていって、また日本のトップで戦っていけるように、頑張っていくだけです」と語った吉村。手の内を知っている選手同士の対戦は難しい。ランク決定戦で最終ゲーム1−4のビハインドから塩野のカットを根性で打ち抜いた平野は、「今大会で一番のプレー」と試合後に語った。